乾燥してパリパリとめくれ上がる唇の皮剥け。
我慢できずに、つい剥がしたくなってしまう方も多いのではないでしょうか?
この記事では、唇の皮剥けの原因&対策を解説。
応急処置と予防方法に分けて詳しく紹介しています。
「もう皮剥けを繰り返したくない」
「なめらかなツルンと唇を目指したい」
という方は、ぜひ参考にしてみてください。
唇の皮が剥けてしまう原因は乾燥・刺激・体調不良
唇の皮剥けは、主に乾燥・刺激・体調不良によって引き起こされます。
原因 | 詳細 |
乾燥 |
|
刺激 |
|
体調不良 |
|
特に唇の皮剥けが気になるからといって舐めるのはNG。
唾液が蒸発するときに、唇の水分も一緒に奪われてより乾燥してしまいます。
歯磨き粉や化粧品、口紅にも要注意。
人気の商品でも、自分には合わないということが十分ありえます。
少しでも唇に異常を感じた場合はすぐに使用を中止して様子を見ましょう。
また、ホルモンバランスの乱れ・内臓の不調・血行不良・代謝の悪化など体調不良も大きな原因。
(※参考:神戸東洋医療学院付属治療院)
だからこそ、体の内側からも外側からもケアするのが大切です。
唇は乾燥や刺激の影響を受けやすい部位
そもそも唇は、他の部分よりも乾燥しやすい部位です。
角質層が薄いうえに皮脂腺※1や汗腺※2がないため、保湿機能もバリア機能も低いのが特徴。
※1皮脂を分泌する器官。※2汗を分泌する器官。
いわば「皮ふと粘膜の中間」のような、特別でデリケートな性質といえます。
【唇の皮剥け応急処置】無理に剥がさず「カット+保湿」
唇の皮がすでにめくれている場合は、ささくれ部分をカットしてから保湿しましょう。
【使用アイテム】
眉ハサミ・リップクリーム
【手順】
- 眉ハサミのカーブした面を唇に当て、剥けている皮の根本からカットする
- 手持ちの保湿アイテムを厚めに塗布する
保湿はリップクリーム・ワセリンなど、普段使用しているものでOKです。
ただし色素のついた色付きリップは刺激になりやすいので避けましょう。
おすすめなのは医薬品のリップクリーム。
唇のひび割れ改善が期待できますよ。

メイクポーチに眉ハサミとリップを携帯しておけば、外出先でもサッとケアできます!
香辛料やアルコールは控える
唇の皮が剥けている間は、刺激の強いものの飲食は避けるのがベター。
非常にデリケートな状態の時は、少しの刺激でも症状が悪化してしまう可能性があります。
唇が腫れる・出血・発疹は病気やアレルギーの可能性!皮膚科で治療しよう
「炎症がひどく、出血を伴う」
「強いかゆみや痛みを感じる」
という方は、すぐに皮膚科を受診しましょう。
以下のような病気の可能性も考えられます。
唇の荒れをともなう病気例
- 口唇炎
- アレルギー性皮膚炎
- アレルギー性接触性口唇炎
- 口唇カンジダ
- 口唇ヘルペス
口唇炎の場合は、薬局で治療薬を買うことができます。
ただ、自己判断の使用は余計に悪化する可能性があるので、薬剤師さんに相談してから購入しましょう。
【唇の皮剥け予防方法】基本のリップケアで毎日繰り返す皮剥けにサヨナラ!
唇の皮剥けを繰り返さないためには、基本的なリップケアを身につけることが大切です。
- 保湿:リップの塗り直しを徹底
→保湿成分:ワセリン、セラミド、はちみつなど
→外出時は「SPF20」「PA++」程度のUVカットリップを塗る - メイクオフ:ポイントメイクリムーバーでやさしくオフ
→コットンをヒタヒタにして縦方向に滑らせる - スペシャルケア:週1~2回スクラブ
→湿らせた唇に米粒大のスクラブを転がして拭き取る

基本的には「舐めない・剥かない・擦らない」を徹底しましょう。
その上でリップケアに取り組んでみてください。
リップクリーム:ワセリンなどでこまめにしっかり保湿する
まず唇の皮剥け予防には、こまめにリップを塗り直してうるおいを保つことが大切です。
特に「洗顔後・飲食後・歯磨き後・入浴後」は、唇が乾燥しやすいタイミング。
意識的にリップクリームを塗り直すようにしましょう。
おすすめなのは高保湿成分配合のアイテムです。
高保湿成分
- ワセリン
- シアバター
- ホホバオイル
- スクワラン
- はちみつ
- セラミド など
パッケージに「薬用」「医薬部外品」などの表記があれば、唇の荒れを予防する効果があります。
選ぶ際は注目してみてください。
使用する際は必ず、唇の汚れをしっかりと拭き取ってから塗りましょう。
横ではなく縦方向にポンポンとやさしく叩き込むのがポイント。
唇のシワは縦に入っているため、保湿効果が高まります。

保湿力の高いリップ下地やクリームの上から重ねるようにしましょう。
敏感肌は「低刺激性」もチェック
- 無香料、無着色、防腐剤フリーなど、フリー処方※
※刺激になりやすい香料や着色料、防腐剤などが使われていないアイテムのこと - 「パッチテスト済み」「アレルギーテスト済み※」
※すべての方に皮ふ刺激やアレルギーが起こらないわけではありません
外出時は「UVカットリップ」で紫外線対策もプラス
唇の皮剥け予防には、紫外線による唇の日焼けを防ぐのも大切。
日焼け止め効果は「SPF20」「PA++」程度あれば十分です。
特に外出時や日差しの入る屋内では、UVカット効果のあるリップをしっかり塗るようにしましょう。

唇の色を整えてくれるので、ナチュラルメイクにも便利ですよ。
部分メイク用リムーバー:正しく口紅をオフする
唇の皮剥け予防には、正しくリップメイクを落とすことが欠かせません。
特に落ちにくい口紅、ティント系リップはポイントメイクリムーバーを使いましょう。
手順
- 軽くティッシュオフする
- コットンにリムーバーをたっぷりと含ませる
- 縦方向にやさしくコットンをすべらせる
- コットンを折りたたみ、唇の端や輪郭をふき取る
コットンには、裏側もヒタヒタになるまでたっぷりリムーバーを含ませるのがポイント。
ゴシゴシとこすらないように注意しましょう。
見落としがちな口角やリップラインまでしっかりとオフできているか、よく確認してください。
リップスクラブ:唇のターンオーバーを整える
ガサガサ唇・皮剥け予防には、週1〜2回リップスクラブで角質を取り除くのがおすすめ。
手順
- リップメイクオフ後、唇を水で軽く湿らせる
→お風呂上がりも最適◎ - 上唇と下唇それぞれに「米粒大」程度のリップスクラブをのせる
- 粒子をクルクルと円を描くようにやさしく転がす(1~2分程度)
- ぬるま湯でスクラブを洗い流す
→濡れコットンでやさしく拭き取るのもOK!
最初に、唇を湿らせて柔らかい状態にしておくのがポイント。
スクラブの滑りが良くなり、刺激を軽減できます。
スクラブをのせたら、ゴシゴシと強くこすらないように注意してください。
粒感がなめらかになるまで丁寧になじませましょう。

保湿後にラップパックしても効果的です◎
【編集部イチオシ!】スクラブ後は「リプラオール」で簡単ケア
引用元:https://carna-beauty-labo.jp/
- スクラブしてもすぐにガサガサになっちゃう…
- 乾燥がひどくていつも皮がめくれてる…
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使用感はとってもいいです!ツルッとうるっと滑らかな唇になります。
リップの下地としても使ってますが、リップの発色も良くなっています。
お値段は少しお高いですが値段の分だけはあると思いますよ。
(アットコスメより)
※口コミは個人の感想です。効果を保証するものではありません。
インターネット調査の唇ケア部門1位、実際に使用した方の満足度90.8%と実力の高さがうかがえます。
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唇の皮剥け予防には「食事の見直し」も大切◎ビタミン豊富な食材を摂ろう
唇の皮剥けを防ぐには、食事で内側からケアするのも重要。
どんなにケアを頑張っても、ビタミンが不足したままでは皮剥けを繰り返しやすいです。
唇の荒れ・乾燥・皮剥けに影響するビタミン類が豊富な食材を積極的に取りましょう。
ビタミン | 唇への効果 | 食材例 |
A | 粘膜を正常に保つ | レバー、うなぎ、にんじん、ブロッコリー、かぼちゃ |
B2 | 粘膜の修復、肌の代謝を促す | 豚肉、うなぎ、納豆、卵、玄米、ほうれん草 |
B6 | レバー、まぐろ、かつお、鮭、鶏ささみ、バナナ、玄米 | |
C | 乾燥を防ぐ ストレスへの抵抗力を高める |
パプリカ、ブロッコリー、ケール、キウイ、いちご |
特にビタミンB2・B6・Cは、食事でこまめに摂取するのがおすすめ。
水溶性ビタミンと呼ばれていて、体外に排出されやすいためです。
サプリメントなどで足りない分を補うのもひとつの方法でしょう。

喫煙や飲酒を続けていると、ビタミン類が優先的に消費されて不足を招いてしまいます。
執筆・編集

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1998年、東京の新宿生まれ。
食品やサプリからスキンケア、コスメの知識を活かしwebライターとして活動。
栄養士資格、化粧品検定1級を取得しており、現在はアーユルヴェーダマイスターを勉強中。